2足のわらじ~半陶半デザインの陶の部分。

絵付け

こんにちは。ウェブデザイナーの伊藤です。

のっけからウェブデザイナーっぽくない写真を載せております。

株式会社ご近所ではウェブデザイナーとして働いておりますが実は私、絵付け職人として歴の方が長く、

絵付け歴21年、

ウェブデザイナー歴2年。

今日はちょっと思い立って絵付け職人としてのお仕事を少しご紹介。

以前のブログにも書いてもらったのですが元々は芸大で日本画を学んでおりました。

当時から植物画が好きでそのまま今に至るのでもっぱら描くのは植物の絵。

染付桜文大皿

桜は特に好きで葉桜になりかけのころの薄い葉が萌え出でる頃がいい。(ソメイヨシノではあまりこうはなりませんけど)

焼き物に絵を描くときは素焼きといって低温(といっても800℃~900℃)で1度焼いた状態のものに、染付絵具(コバルト)で描いていきます。

私は直接絵具で書くより鉛筆で下書きすることが多いです。使っている筆は日本画用のもの。焼き物用の筆より自分にはしっくりくるので。写真は彩色筆。細かいところは面相筆を使います。

絵付け (2)

焼く前は素地は肌色、絵具は緑がかった青に見えますが、焼くと肌色が白に、緑がかった青は真っ青に変化します。

伊藤花青絵付け湯呑

普段は写真のように、お湯呑に描いたり、お皿に描いたり、

IMGP2540

日常使いの食器に描くことが多いです。

平日デザイナー、土日は絵付け。

アナログをデジタルの間を行ったり来たりしながら今日も「制作」しています。

 

関連記事

  1. 「ソトコト流ローカル再生論」で見つけた幸せ3つ

  2. 【ぜんざい食レポ】いちご畑で「ぜんざい」の奥深さを叫ぶ

  3. 念願の地域行事、氷上町石生で行われた秋の例大祭に参加!

  4. ご近所ハイキング部が行く!「あの花」の群生地を求めて

  5. 心洗われてしまいました。~地域づくり大学「あの人と和解する」~

  6. 年間来場者50万人を超える足立美術館の底力

  7. 海外経験を経て、ふるさと丹波の空き家に向き合う中川ミミさんにせまりまし…

  8. 【島根研修レポート】暮らしに根差した美意識に心打たれて。

PAGE TOP