つい1ヵ月ほどまえに、メディアネタで朝食が来ていると書いたのですが、
今発売中の「BRUTUS」も朝食特集です。
また、季節がらもあるのでしょうが、今月はお弁当特集も多いようす。
30代後半から40代・50代のちょっとハイクラスな女性向けの雑誌『ミセス』でも
お弁当特集が。これはなんだか意外な気分。
おせち料理なら「●●家伝統の味」とかいって特集されるのは分かるのですが、
「おかずがマンネリ」とか「この3品で3日間のアレンジ弁当」とか、
ミセスにしては妙にリアルで不思議です。
特集の多さや不思議な思いもあり、色んな雑誌を読んでザックリ感じたことが、
朝食特集から伝わってくるのは、朝食を食べる時間や空間を楽しむことで
お弁当特集から伝わってくるのは、(時短だけど)手間を惜しまない料理をすること。
ほかにも、最近見かけるのが、「台所」。料理上手な人の台所という感じです。
共通しているのは、どれも豪華で凝った料理をつくることではなく、
ちょっと手間をかけた丁寧な料理を、ゆったりとした時間とともに楽しむことが
素敵だよね、って思いです。
豪華なランチやディナーはもちろん、それはそれでアリなのですが、
それとおなじように、手作りの素朴で丁寧な食事にも光が当たっています。
ナチュラル思考の雑誌だけでなく。
「朝ごはん」、「台所」、「常備菜」、「発酵食品」、「保存食」、「お弁当」、「郷土の味」
取り立てて新鮮なものでもないけど、注目されている今だからこそ
メディアから見えてきたこのキーワード、どこかの企画で使いたいなあと。
ただいま妄想中。
都会の朝ごはんやスタイリッシュなキッチンもいいけど、
田舎の朝ごはんや台所も味があっていいはず。。。
山南町の笛路村のコミュニティカフェまで食べに行った、
村のおばちゃんたちの手作り朝ごはんも、
大木さんちの食卓も。
素敵でしょ。