ご近所メンバーが読み、影響を受けた本を紹介する「ご近所の本棚」シリーズ第三弾は、
代表・小橋の秘蔵の参考書籍であるこちら。
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↑こちらは教科書的な存在で、
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↑こちらは実践編!受講生たちの相談などをまとめたものです。
(こちらの袋とじは谷山雅計さんがコピーを生み出すときの実際の試行錯誤が読めちゃいます!)
広告でもWebでも、モノを作るときに悩みがちなのがキャッチコピー。
こちらの二冊には「なるほど」ポイント満載なのですが、その中で一つ大きなポイントをご紹介させていただくと、
「描写でなく結論を書こう」。
たとえば、「新幹線の始発の座席を満席にしたい」というJR東海からのオファーに対し、
つい書きがちなのが「ゆったりとした始発車内の風景」の描写。
それはそれでいいのですが、より心をつかみ意外性を持たせるためには、その先の「結論」を描くことが大切で、
例えば「吉本新喜劇を前座から見られる」という結果であり、そこから派生した
「宝塚大劇場の入り待ち」ができる、「行列のできるお店」の人気メニューが確実にゲットできる、という
結論部分に踏み込むことでより、コピーの受け手が自分のこととしてとらえられ、
更に結論部分は似たような結論を「派生」させることができるのもメリットです。
本の中では良いコピーライターになるために必要なのは、
「何かを勉強するのではなく、ひたすらに書くことそのものから上達する」と書かれています。
その「ひたすらに書く」、例えば一つの事例に対して百本ノック的にコピーの練習をするにあたり、
「派生させる」「広げられる」、という意味で結論についてのコピーを書くことは効果的だと言えます。
他にも、伝わるコピーの五つの段階、
そしてコピーの本質とは何か、など、納得ポイント満載のこの二冊。
コピーライティングの手法として、また話の面白さなども参考になりそうな書籍です。
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