丁寧で素直な手織り布の味わいを現代に「丹波布ファッションショー」前撮り風景

これは行きたくなるアレですね!

丁寧で素直な手織り布の味わいを現代に「丹波布ファッションショー」前撮り風景

By 済木麻子, 2月 27, 2017

丹波には多くの名産や古くからの手仕事が残っていますが、
手紡ぎ、手織りの縞織物、「丹波布」もその一つです。

丹波布とは

丹波布は、明治末期まで丹波佐治の地で、農家さんによって盛んに織られ、愛用されてきました。

絹糸をつまみ糸として緯糸に入れ、栗の皮やコブナ草、ヤマモモなどの草木で染めた糸が、

味わい深い縞模様を生み出します。

 

ざっくりとした素朴な風合いと手紡ぎ手織りの優しさ、織りの細やかさが見て取れ、

民芸運動の創始者である柳宗悦絶賛するなど、通人から愛されてきた丹波布。

 

伝統産業として愛される「丹波布」を、もっと身近に、もっと多くの人に広げたい。

そんな想いから、「丹波布ファッションショー実行委員会」が生まれました。

 

丹波布ファッションショーが開かれます!

クラウドファンディングで開催資金を募ったところ、目標金額を上回る資金が集められました。

それだけ、多くの人の心を打つアイディアであり、企画だということですよね!

 

ファッションショーは2017年4月23日(日)開催予定。

先々週末、厄除け大祭の傍らで、丹波布ファッションショーの前撮りが柏原陣屋で行われました。

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↑メイキング風景ですよ。

 

「ファッションショーにすることで、若い世代の人に興味を持ってもらいたい。それに、

丹波布をもっと身近に感じてもらいって思ったんです」

丹波布ファッションショー実行委員会の長澤明美さんは

ファッションショーを開催するきっかけを、こう語ります。

草木染で色を出すというイメージから、

色合いも、黄色や紺をイメージすることが多くありますが、

ピンクのような風合いの色も出すことが出来たり、織ることで幾通りにも柄が組み合わされる。

それが、まだまだ知られていない丹波布の魅力の一つだと感じていらっしゃるのだとか。

さて、ここで前撮り風景を見て頂きましょう!こころせよ!

 

前撮り風景

 

 

PIC_0568_g  PIC_0619_g

……これはあれですね。「筆舌に尽くしがたい」というやつです。indescribable【形】です。

文章で邪魔するのがもったいないくらいのたたずまい。

縞模様のテクスチャで、丈夫な布なのに、身にまとうことで引き出される女性のたおやかさ。

 

ファッションショーの楽しみ方

 

ファッションショー開催当日のモデルさんは、全部で20名程度。

「学生さんから、80代の方まで、幅広い方々に参加してもらいます。

丹波布を実際に作っている作家さんファミリーもモデルとして参加してもらうんです」

ということで、様々な年齢層や、様々なシチュエーションで見られる、

丹波布ファッションに、「こんな使い方が、着こなし方があったのか」という新しい発見が期待できます。

2枚と同じ模様になることのない、世界にたった一つのお召し物。

 

 

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見ている人の感情を揺さぶる、素敵な写真を撮られたケンワタナベさんによりますと、

「普段、素材のテクスチャを撮る仕事では、撮っただけでは素材感を表現することは難しく、

今回は、「ナナメ」からではなく「真正面」から向き合うことが可能な、すばらしい撮影でした。」

素材と向き合い、それが返ってくる、織り手にも撮り手にも素直すぎる布。

 

ファッションショー当日、ランウェイでは、

作家の作品を身につけたモデルと織り手が一緒に歩きます。

作った人、その布を織り成した人の顔が見える衣服は、現代ではとても稀有ですよね。

着物としてだけでなく、洋装や小物などあらゆる丹波布のファッションデザインを披露予定。

「これなら、生活に気軽に取り入れられそう!」なあなたのお気に入りシチュエーションも見つかるかも。

 

詳しくはFBページで

人の手で紡ぎだし、人の手で織り成された、人々の暮らしを支えた織物と、

それを今を生きる女性の感性でアレンジした文化と文化の融合。

春のファッションショーに向けて、こちらでも随時発信していくほか、

丹波布ファッションショー実行委員会Facebookページでも、

詳細更新されていきますので、チェックよろしくお願いします。

★丹波布ファッションショー★

日時:2017年4月23日(日)
場所:兵庫県丹波市柏原町(仮・柏原藩陣屋跡)
内容:丹波布をつかったファッションショー
モデル:地元の方々
主催:丹波布ファッションショー実行委員会

 

◆◇◆ご近所が主催・提供・応援するイベント◆◇◆

からだカフェスピンオフ
10月 7日 @ 1:00 PM – 5:00 PM
【イベント概要】
◾️日時:2017年10月7日(土)
13:00~17:00
◾️場所:無量寺(氷上町小野570-2)
◾️料金:3000円
◾️主催:無量寺
◾️お問合せ:無量寺0795-82-0701

心と身体が喜ぶ「食べるをつくる」-仕事帰りに、丹波を食べて飲んで語る。
■参加費 1,500円(丹波の日本酒&里山おやつ付)
※お子様連れの受講も可能。お子様のおやつをご希望の場合はお一人500円。
■場 所 コミューン99(神戸市中央区江戸町100番 高砂100BANビル601号室)/三宮駅徒歩7分
■定 員 15名

■場 所 コミューン99(神戸市中央区江戸町100番 高砂100BANビル601号室)/三宮駅徒歩7分
■主 催 NPO法人gift(丹波市)+一般社団法人リベルタ学舎(神戸市)

 

空き家活用塾③空き家リノベーションの実態-企画から改修まで-
10月 12日   7:00 PM – 9:00 PM
会場:衣川會舘 青垣町佐治608
丹波市青垣町で空き家改修・活用したまちづくり活動を行い、地元住民と協働しながら地域再生に取り組む。空き家は地域の資源だと語り、空き家という空間を活かしたバーなど人が集まる仕掛けを多数実践。

 

 

 

 

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済木麻子

済木麻子

・名前   済木 麻子/Asako Saiki ・活動拠点   丹波↔奈良 ・担当   ライター ・メッセージ 奈良県出身、丹波市在住のライター。 「tocco.」をはじめとし、主に丹波をテーマに含む冊子、 ウェブサイトのライティングを手掛けてきました。 読書とアウトドアが好きな2児の母。 <主なテーマ> ご近所の本棚/編集記