地域広報開拓の1000日。いち企業広報担当者との違い

今から1年半前のこと。ご近所の求人募集に応募したとき、広報なんてこれっぽっちも募集されていませんでした。求められてた人材はデザイナー系。

でも、地域で広報をやってみたくて、「わたし、デザイナーじゃないですけど、マスメディア広報って、ご近所に必要ですよ。きっと役に立ちますから」と、豪語して採用してもらいました。

そして、入社して数カ月経った頃、たまたまランチをご一緒した某大学教授から「ツネマツさんは、丹波にどのくらいいるの?」と聞かれて、「地域からの情報発信をやってみたくて丹波に来たのですが、なんかカタチになるのに3年は必要だろうし、3年くらいですかねぇ」と。定食を頬張りながら言ってました。

あれから、547日。3年くらいですかねぇ…の、折り返しも過ぎてしまいました。

 

写真 (3)

写真の補足情報。テレワークに来たNECの永井さんからもらった「バザールでござーるのじわじわくるカレンダー」社内で全員愛用中。

 

最近になってようやく活動らしい活動をし始めたのですが、地域を広報するって、一企業の広報担当者とは開放感が違います。縛られない、引き出しが沢山もてる、自由自在。ちょっと大げさな考え方ですが、丹波市の人口約6万6000人分のネタがあるわけですから、記者さんのニーズに答えられる幅が果てしなく広いのです。企業の広報なら、あーその業界は携わってないしなぁとか、そんなユニークな経歴の社員はいないなぁ…って、残念なことにならない。

 

縛られないっていうのは、ご近所という会社に属す広報だからかもしれませんが、この547日で思ったのは、地域広報は、良い意味で守備範囲が広く、どんなボールも打ち返せることです。

3年でなんとかカタチにするために、今日から日々、地域広報の方法を開拓していくこととします。

 

関連記事

  1. ドラマ『重版出来』に見る、仕掛け人だましい

  2. ご近所1Fにコレクションを大放出!「TONKO in Wonder B…

  3. 持続可能な社会をつくる6次産業化商品のセレクトショップ

  4. 年間来場者50万人を超える足立美術館の底力

  5. ネタの宝庫 日経MJ、丹波新聞

  6. 地域にこそ、人格。

  7. 移住を促進させる「人起こし協力地」

  8. ご近所メンバー、都会へ旅する。

PAGE TOP