ウェブデザイナーの伊藤です。
先日、島根県境港の水木しげるロードに行ってきました。
春休みの子供を喜ばせるために行こか~ということになり、大人はお付き合い程度に考えていってきたのですが、なかなかどうして侮ったものではございません。
いや、何がスゴイって町が一丸となって妖怪、鬼太郎を盛り上げるように手を尽くしていること。
その様子をど~んとイッキにUPしてしまいます!
まぁまぁ、ここまではわかる。あるよね。お土産ものとかは考えられる。公共の表示とかもやってたりしますよね。
ここからは街ぐるみの一体感がグッとにじみ出ます。
思いっきり、手書き感。
手作りで街づくりに参加です。
オリジナルの記念グッズを創ってみませんかとあります。
このあたりの権利関係とかどうなってるんでしょう……。水木プロ懐デカイ。
でも、こういうのが町の雰囲気、一体感を作って行くのでしょう。気迫を感じます。
もちろんベタなものも外しません。
ベンチは地元企業の協賛。
公共物は汚水のフタだけではございません。
鬼太郎だけに街の至るところに妖怪ポストが
何故、6か所も投函口があるの?
それぞれの投函口で消印が別々なのです。
好みの消印を選んでねってわけです。
思わず出したくなりますよね。畳みかけるようにその隣には
撮影したくなりますよね。
街の至るところにスタンプラリーがあり、それをめぐるだけで2時間以上はかかります。(全部で2016年4月現在37個)
我が家のこどもたちも必死で集めておりました。
20個以上で集めた証明カードがもらえます。
コンプリートすると別のものだとか。
もちろん、引換口でも宣伝を怠りません。
銘菓がしっかりと置いてありました。
街中にブロンズ像がおかれ、その数150体以上!
街を巡った後に水木しげる記念館に入りました。その中で水木しげるさんが語っていた映像があって、
「はじめはみな街に妖怪をといっても本気にしてなかった。それがいつの間にか、妖怪の数が増え、境港の街は妖怪化されていっている。他に面白いもんもなかなかないものね。だから人が集まる。妖怪化したことで境港の町は潤って、いいことだよ。」
少なかったブロンズ像も徐々に増やしていって、まさに妖怪化された水木しげるロード。
ゲゲゲの女房などドラマかされた当時は興味がなかったけれど、行ってみたら面白いものでした。
始めたときは街を巻き込む感じではなかったのでしょうけれど、一体となった町は熱気があって面白い!