【島根研修レポート】共感は地域の魅力よりも価値観にあり

9月7~8日で出かけた、「ご近所 島根研修旅行」。

その目的は、

●地域活性の現場を訪ねる

●都市部から支持されている地域企業の取り組みを見聞する

ことでした。

 

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訪問したのは4件

1、民藝の窯・出西窯

2、暮らすように泊まる宿・「他郷阿部家」とセレクトショップ「群言堂」

3、ご縁の国・島根の贈り物プロジェクト「YUTTE」

4、食で町おこしをする邑南町・「レストラン味蔵」

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現地レポートは、ご近所facebook の記事投稿

【ご近所研修旅行 島根道中日記】 から!

https://www.facebook.com/gokinjosc

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地域活性をキーワードに訪ね歩きましたが、4件ともターゲットや手法が違い、

それぞれ興味深いものでした。

 

例えば、

邑南町のような、「100年先の子どもたちに邑南町の食文化を伝える」と掲げ、

地域の食文化の魅力を掘り起こし、外から食の開拓に意欲のある人を呼び、

(外部から人がやってくるほどに)自分たちの食に魅力があるんだと、誇りと愛着を抱かせる

ビレッジプライド創りに力を注ぐ取り組み。

 

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素材香房「味蔵」

 

YUTTEのような、島根人が 「島根の良い物って何かないかな、せっかくだから島根の物がイイよね」と、

地域へのアイデンティティを感じた瞬間を機会ととらえて、島根の良い産品を提案・販売する取り組み。

(島根人の結婚式の引き出物需要とか。引き出物を通して、島根の産品が広がる)

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YUTTE

 

また、視点が全く違うのが、他郷阿部家の主・松場登美さんの活動。

彼女は地域活性なんて視点で活動してないようす(笑)

日本の古き良き文化や暮らし、手仕事の品や家屋、モノづくり産業が失われていくことに危機を感じていて、

それを引き起こしている安価で便利な方に流れてしまった日本人の価値観をなんとかしなきゃと思っている。

そこで始めたのが、

今の日本人が捨て去ってしまった、日本人らしい美しい生き方を自ら実践し、伝えること。

その実践の場が、たまたま(?)旦那さんの故郷で、古き良きものが(崩れかけながらも)残っていた島根県大田市で

何とかしたいのはその地域ではなく、日本もしくは地球環境。

 

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他郷阿部家

 

登美さんの考えや暮らしに共感し、他郷阿部家には

都市部をはじめ全国から人が集まってきて、結果的に地域活性につながっている。

そんな感じ。

 

地域の魅力も、そこで何ができるかも重要だけど

ハッと気づかされるような価値観や想いを目の当たりにしたとき

感動と共感が生まれて、人はついてくるのかもしれないと、登美さんの話を聞いていて感じました。

そういうときって、地域を全然知らなくても飛び込めるだけのワクワク感がすでにあるし。

 

実際、ご近所スタッフへの影響力ハンパなかった!!!

さすがに島根に移住するとは言いださなかったけど。笑

 

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同時に、地域とか小さいことにこだわらず(失礼!笑)、

日本や地球規模で物事考えるのが、登美さんのような「人」ではなく、

「地域」だったら、その地域に共感できて、カッコイイんじゃない?とも思う。

 

地域が、その地域の魅力を発信するのではなくて、その地域の信念を発信すること。

 

前回2月の研修旅行でも思いましたが、やっぱり、「地域にこそ、人格」 なのかも。

 

 

最後に、旅のベストショットを。

社長&スタッフ一同おそろの、「黒豆T」

わかる人にだけわかる、「オレ、丹波人なんで」的なアピールTシャツ。笑

300枚限定で、同志に配布中(らしい)。

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阿部家に泊まった翌朝の散歩中、通学途中の小学生に

『なんであの人ら、おそろいのTシャツ着てんの?』と

疑問を抱かせた、エピソード付き。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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