徹底的に街づくり。ここまでやるかの水木しげるロード

ウェブデザイナーの伊藤です。

先日、島根県境港の水木しげるロードに行ってきました。
春休みの子供を喜ばせるために行こか~ということになり、大人はお付き合い程度に考えていってきたのですが、なかなかどうして侮ったものではございません。

いや、何がスゴイって町が一丸となって妖怪、鬼太郎を盛り上げるように手を尽くしていること。

その様子をど~んとイッキにUPしてしまいます!

商店街の入り口に入る時にはそんなに感じなかったのですが……

商店街の入り口に入る時にはそんなに感じなかったのですが……

まずはお約束のスタンプラリー

まずはお約束のスタンプラリー

こどもたちは夢中になって集めていました。

こどもたちは夢中になって集めていました。

大きな下駄。下駄屋さんの看板です。この町は鬼太郎の下駄から下駄屋さん率が高かった。京都に行っても下駄屋さんって減ってるのに~。

大きな下駄。下駄屋さんの看板です。この町は鬼太郎の下駄から下駄屋さん率が高かった。京都に行っても下駄屋さんって減ってるのに~。

妖果目玉おやじ。上生菓子なんですけど、この不気味な目玉群。でも買っちゃいます。

妖果目玉おやじ。上生菓子なんですけど、この不気味な目玉群。でも買っちゃいます。

汚水のフタは砂かけばばあ。

汚水のフタは砂かけばばあ。

トイレの看板も

トイレの看板も

お土産の紙袋も

お土産の紙袋も


目玉おやじの日本酒。徳利がかわいい。

目玉おやじの日本酒。徳利がかわいい。


日本酒も。でもねずみ男純吟ってどうよ。

日本酒も。でもねずみ男純吟ってどうよ。


まぁまぁ、ここまではわかる。あるよね。お土産ものとかは考えられる。公共の表示とかもやってたりしますよね。

ここからは街ぐるみの一体感がグッとにじみ出ます。

タクシー会社も。

タクシー会社も。

電気屋さんの看板も

電気屋さんの看板も

思いっきり、手書き感。
手作りで街づくりに参加です。

手作りのお面の販売

手作りのお面の販売

木と陶器で創る「妖怪の森」ジオラマ。

木と陶器で創る「妖怪の森」ジオラマ。

オリジナルの記念グッズを創ってみませんかとあります。

このあたりの権利関係とかどうなってるんでしょう……。水木プロ懐デカイ。
でも、こういうのが町の雰囲気、一体感を作って行くのでしょう。気迫を感じます。

もちろんベタなものも外しません。

顔出し看板

顔出し看板

ベンチは地元企業の協賛。

ベンチも

ベンチも

公共物は汚水のフタだけではございません。

街頭も目玉

街頭も目玉

交番も鬼太郎

交番も鬼太郎

鬼太郎だけに街の至るところに妖怪ポストが

入れる場所が6か所

入れる場所が6か所


何故、6か所も投函口があるの?
それぞれの投函口で消印が別々なのです。
好みの消印を選んでねってわけです。

思わず出したくなりますよね。畳みかけるようにその隣には

記念写真をプリクラのようにとってはがきがでてくる

記念写真をプリクラのようにとってはがきがでてくる


撮影したくなりますよね。

街の至るところにスタンプラリーがあり、それをめぐるだけで2時間以上はかかります。(全部で2016年4月現在37個)
我が家のこどもたちも必死で集めておりました。
20個以上で集めた証明カードがもらえます。
コンプリートすると別のものだとか。

スタンプラリーの引換

スタンプラリーの引換

もちろん、引換口でも宣伝を怠りません。

その隣には

その隣には


銘菓がしっかりと置いてありました。

街中にブロンズ像がおかれ、その数150体以上!

ねずみ男のブロンズ像。

ねずみ男のブロンズ像。

街を巡った後に水木しげる記念館に入りました。その中で水木しげるさんが語っていた映像があって、
「はじめはみな街に妖怪をといっても本気にしてなかった。それがいつの間にか、妖怪の数が増え、境港の街は妖怪化されていっている。他に面白いもんもなかなかないものね。だから人が集まる。妖怪化したことで境港の町は潤って、いいことだよ。」

少なかったブロンズ像も徐々に増やしていって、まさに妖怪化された水木しげるロード。
ゲゲゲの女房などドラマかされた当時は興味がなかったけれど、行ってみたら面白いものでした。

始めたときは街を巻き込む感じではなかったのでしょうけれど、一体となった町は熱気があって面白い!

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