人を動かす企画をつくるためのチェックシート

ご近所で続けている朝の本のプレゼン。Blog「ご近所の本棚」でも紹介しているとおり、主にビジネス本から学んだ「へぇ~」を紹介する朝の一コマです。やらなきゃなんないなら、頑張って前向きに取り組んだほうがお得だわと思い、ここ7~8回は企画関係の本を読み続けました。

切り口は、企画書作成、戦略立案、コピーライティング、アイデア出し、PR、整理術など様々です。でも基本は企画力を養うことについての話で、しかも、それが10年前の本でも最近の本でも、おんなじこと言ってるわ~と思うところがあります。きっとそれが企画の本質なんです。あと、どの本を読んでも「そうだよなぁ~」と唸ってしまう部分があり、それはいつも自分自身が企画の時に抜け落ちしてしまいがちな点だということにも気づきました。

この関連本の読み漁り読書、とてもおススメです。

企画を考えるとき、ついその案件についてだけ考えてしまいがちなので視野が狭くなります。机に丸まってガリガリ企画書を作っている感じ。そういう時にこそ、近目になっている自分を、学校の教室の一番後ろの席から黒板を見るくらいまでの距離感まで視野を広げる必要があって、それにビジネス本の読書が役立ちます。

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近目で企画を考えている自分を、教室の一番後ろの席に座って黒板を見るくらいに視野を広げるひとり問答

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☑ その企画を実行したら、クライアントは(上司は)どんな反応をするか。

☑ その企画を実行したら、世の中の人はそれをどう受け止めるか、それによってどのくらいの人が動くか。

☑ その企画を実行したら、世の中は、利用者は、どう変わるかイメージできるか。

☑ その企画で(そのチラシデザイン)で、何人の人を動かす算段をしているか。

☑ その企画には、社会性があるか、誰もが自分事として関心をもてるものか。

☑ その企画案で組織の重い腰を動かせるか。クライアント担当者は上司を会社を説得できるか。

☑ 読み手は、企画書の次のページをめくりたくなるか。先を早く聞きたい気持ちにさせるか。

☑ 自分の価値観で判断していないか、社会の価値観と照らし合わせているか。

☑ 言葉にできないクライアントの想いを形にできているか。ひとりで突っ走ってないか。

☑ 数年後の「当たり前」になっているような、シンプルだけど、世の中の不便を解決できる提案か。

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読んだ本の中で、もっとも印象的だったのが、

企画力とは、人を、組織を動かして、その企画を実行する力である。という言葉でした。

たしかにチェックシートのどれも、クライアント、その先の消費者、そしてさらに大きな視点で世の中を見据えて考えろよというメッセージを感じます。

 

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