ある日の昼下がり、外出からご近所に返ってくると、何かこんな感じでした。
えっ?なんか良い姿勢??
ご近所によくコワーキングで来て下さる、渡辺顕さん。
この日は体をほぐしながら、今は待っているというおすすめ書籍をご紹介していただきました。
そのおすすめ書籍というのがこちら!
生き延びるためのラカン/斎藤環←書籍情報はこちら!
ラカンってまず、誰やねんという話なんですが、
wikipedia先生に聞いてみたところ、
ジャック=マリー=エミール・ラカン(Jacques-Marie-Émile Lacan、1901年4月13日 – 1981年9月9日)は、
フランスの哲学者、精神科医、精神分析家。
ちょっとかじってみたところ、どうやらフロイトのことを「自分こそよく分かってる」て自負している人ですよ。
フロイトが心理学的にメジャーなのはラカンのお蔭かもしれません。
けど、いかんせん言ってること難しいからあまり知られてないのがラカンの現状です。
(現状です、とかいってもそのことをラカンが問題視してるかは別ですがね。ていうか、
問題視してないでしょうけどね。故人だから)
↑あれですかね、あの、「立木のポーズ」っていうやつですかね。
とにかく、そんなわけでちょっと難しいラカン理論。
それを、親しみやすい形で表現しているのが、この「生き延びるためのラカン」なんですってよ。
ケンさんは、この本を味わうように読んでいるようです。
この本の中でご紹介されているのが、
「電車の中でケータイを使っている人についてのラカン的分析」。
電車の中で、大声で携帯を使っている人を見ると、人はたいてい不快に思います。
さらに、ハンズフリーを使って手ぶらで話していると、何かもっと違和感感じるし、不快度も上がりませんか?
それって、結局なじみがなくて、「ちょっとおかしいな」と感じる言動に対する違和感。
でも、それを人は「マナー違反だから」という理由で断罪する。
そこに「ほころび」がある、という考え方らしいです。
その他、ちょっとした違和感や、自分の心が生み出しているように感じる「欲望」、あと、
「人の心はどれくらい自由なのか」について描かれています。
私もななめ読んでみましたが、書き口調が割と砕けているのでとっつきやすいです。
味わうように読み込むことで、あなたの心の中の違和感がうまく整理され、
こんな笑顔になっちゃうかもね!
冬はどういうわけか、悩み多き時期でもあります。
今、ドラマで「嫌われる勇気」が放映されるなど、アドラーブームにありながら、
あえてのラカン派になってみるのも面白いかもしれません。
どの心理学を採択するかは、あなたの心が自由に決める……、といったことでしょうか。
アドラーもいいけど、ラカンもね!