心洗われてしまいました。~地域づくり大学「あの人と和解する」~

この週末、丹波市で行われている地域づくり大学「女性の生き方デザイン学コース」に参加してきました。
この日のテーマは「あの人と和解する」
立命館大学大学院客員教授の井上孝代先生の講座です。

井上孝代先生

臨床心理士でもある井上先生はとても笑顔が柔らかく一目で優しそうな印象。
自己紹介のあと、始まった講座はまずこんな質問から始まりました。

もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

中々難しい質問。日常生活の中ではあまり考えないですものね。

実際、そういう立場になった末期がんの患者さんに聞いた統計によると
死ぬ前に語られる後悔

振り返って自分自身に忠実に生きているかドキッとしました。(この統計リアルすぎる!)

皆さんはどうでしょうか。
ご自分で選んで、決めて、行動を起こしていますでしょうか。

自分以外の誰かに振り回されていて自分には選択の余地がない、なんていう状況になってしまうこともありませんか?

自分に対する無価値観を癒していくことがカギだそうで、
自分を大切に扱い、自分の気持ちや考えを大事にすることが自分を生きるとこにつながって行きます。

決まりや周りの空気感で自分を縛って動かしているのは味気ないもの。
自分で選択する癖をつけていきたいと思います。
例えどんな状況であっても、選んで行動しているのは自分だということを自覚していこうと思いました。

自分の小さなころの話をして下さいというと
たいていの方は失敗について話すそうです。
1つ目 失敗談
2つ目 失敗談
ずっと聞いていくと3番目ぐらいになると失敗した思い出のなかで、何らかの対処をした話が出てくるのだとか。

捉われの人生

人生に対する態度、価値観、考え方など反省して改訂していくことで、自分の生き方のシナリオを変えていくことができるというお話です。

誰もが自分の考え方の癖を持っています。
でもそれは、変えていくことができます。
どうやって変えていくのか。
■自分の好きな人たちと優先してつきあう。
■なりたい自分について考える。
■自分の好みを大切にする

こうなろうといったことを半年つづけたら
パーソナリティー(人格)は変わるそうですよ。

IMG_0736

井上先生の講座はこのように受講生への問いかけがテンポよく挟まれていきます。
問われると自分自身に照らし合わせて考えるので、自分に落とし込むことができました。

午後からはワークショップ。
「一枚の画用紙に大きな丸を書いてその中に自分を表すものを5色のクレヨンで5つ書きなさい。」

という課題だったのですが、
クレヨンで描く

描いた後は同じテーブルに座った人たちへこの絵はどういうものを表しているのかを話します。
自分を振り返るのに、良い機会でした。
人の発表を聞いているとなるほど、このかたはこんな風に感じてたんだ~とそれも伝わりやすく楽しい時間でした。

その後さらに、それぞれが書いた絵に、「GIFTを贈り合う」

どういうことかというと、一緒のグループになった仲間に私はあなたにこんなプレゼントを贈ります。とプレゼントを絵の中に書き入れていくのです。

GIFTを贈り合う

これは、体験したことのない不思議な感覚で、実際にプレゼントをするわけではないのに、書き入れてもらうとものすごくうれしいのです。
私たちのグループはそれぞれの琴線にふれて、マジでうれし泣きしてしまいました。
(これはぜひお友達や家族とやってみて下さい!)

最後は大きな模造紙に参加者全員の絵を貼り付けて、クレヨンで線をつないで、色を塗っていきます。
絵を合体させていく

みるみるうちに華やかな絵が!
IMG_0786

沢山の人数で大きなものを作り上げるといやがおうにも盛り上がります!

集合写真2

最後は心洗われてスッキリして帰路につきました。
あー。楽しかった。

次回の女性の生き方デザイン学コースのテーマは
「女性にとってのローカルキャリア」です。

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