こんにちは、ご近所ウェブデザイナーの伊藤です。
超インドア派の私。ですが、ご近所にいると、山に誘って頂く機会もあり、連れていってもらうとこれがまたオモシロいし、気持ちイイということも知ってしまいました。
とはいえ、自分で行くには知識がなく、自信がない。
そこで、ガイドさんについてもらって案内してもらえていいところないだろうかと探しておりました。
しかも体力にも自信がなく、かつ子連れなので緩やかなコース。
で、見つけました。
丹波市から1時間ほど北西にある豊岡市の神鍋。関西ではスキー場としてよく知られています。
ここは世界ジオパークネットワーク加盟認定、山陰海岸ジオパークに登録されていて、各地にガイドさんをおくシステムになっています。(山陰海岸ジオパークのホームページにガイドの案内があります)
私たちの選んだコースは神鍋山・神鍋溶岩流コース。NPO法人日本トレッキング協会推奨トレイルになっています。(いろんな団体があるんですね。私にとっては全く知らない世界。)
日高神鍋観光協会に申し込んで、ガイドさんつきでいくことになりました。当日は道の駅「神鍋高原」に集合していざ、出発。
入口にある神鍋溶岩流マップの前でコースの説明をうけます。
ガイドさんを先頭にせせらぎ淵とよばれる川沿いの道を進んでいきます。
「神鍋溶岩流」は神鍋山から噴出した溶岩が稲葉川に沿って15km下り、円山川に達して形成されたもの。
川の中の岩は滑らかで、ガイドさんの話では子供のころ川に入ってよく遊んだとか。
確かに、水深も深くなさそうだし、岩は滑らかで苔もついていて子供が遊ぶには持って来い。
入口のあたりで、これは真夏にきたら絶対入りたくなるヤツや。着替え持参でこなあかんな~などと思いつつ先へ進みました。
ところどころ小さな滝になっているところもあり、
人工的なほど平らになった岩があり、
川遊びしたいポイント満載。
ガイドさんの話によるとこの道は通学路だったそう!毎日友達と遊びながら帰るので、遅くなったり、学校に行くのを遅刻したり。めっちゃ楽しそう!
(途中で廃校になった小学校がありました。今は面影もなく、運動場は畑になっていました。)
今はこうして歩く道がわかるように整備されて、誰でも通れる雰囲気になっていました。
コースの最後には八反の滝(八反=24m)
ここ場所には近くに車が止められるので、ここだけに来る人も多いそうです。八反の滝にはキャンプに訪れる人も多いのだとか。
もちろん、うちの子も黙ってはみておりませんでした。
最後ずぶぬれになって帰ることに。着替え必須。
今回、神鍋溶岩流を案内してもらって思ったことは、ガイドさんを簡単に頼むことができると、私のようにアウトドア初心者もやってみようかという一歩が踏み出せるということ。
もちろん丹波にも入ったら面白い山はたくさんあるのですが、整備されていない場所も多い。こんなとき、簡単に案内してくれる人に頼めるシステムがあれば、入っていく人は多くなるのにと思いました。
山に入ってみると、自然を目の当たりにして人の手が入っていくことが環境面でもある程度は必要であることを実感してます。(ほったらかしでは、山が荒廃して土砂崩れが起きやすくなりますよね)
公共工事は「ハコモノ」を作ることがメインに考えられていますが、こういう「山の整備」というお仕事がなりたったら、行く人は楽しくなるし、防災にもなるしいいんじゃないかなと思いました。