職場、だけじゃない、ご近所。

嬉し恥ずかし、放送日。

ご近所は、丹波市春日町にある会社です。目の前は田んぼ、後ろは三尾山、外観は普通の一軒家。看板も表札もでていなく、始めて会社に来る人は迷い、周囲には「ご近所って何やっている会社なんや?」と不思議を振りまいています。しかもデザイン、企画、PRといったソフトをあつかう会社とあって、不思議感はさらに増します。

 

【ご近所】外観

 

なかでも、一番目に見えない、カタチのない、事業でもない、でも、ご近所らしいものといえば、人のつながり。

 

今回、紹介いただいた、鷹矢さんは、ご近所のコワーキングスペースを活用してテレワークをしたり、ECサイトの運営ノウハウの勉強会「丹波COM」を社内で開催したり、ご近所を通して知り合った方とのお仕事もされています。

宮垣農産の宮垣さんは、ご近所スタッフが宮垣さんの農業を取材に行ったことや販促ツールを作ったことで縁が深まり、何か宮垣さんに良いなと思う情報や、お薦めなことがあるとお声がけをしています。鷹矢さんと宮垣さんの出会いも、スタッフのお声がけから生まれました。お見合いおばさんじゃないけれど、この人がやりたいと思うことと、この人のスキル、合うと思うのよね~~ってわけです。

 

これこそがきっとご近所のつちかったスキルです。

ご近所は先客万来で、お客さんは地域の人やフリーのクリエーターたち。お茶を飲みに、仕事をしに、会社見学に立ち寄られます。コーヒー1杯飲んでサクッと雑談して帰る方、休憩かねがね30分程おしゃべりしていく人もいれば、つぎの打合せまでのあいてる1時間だけ仕事する人。がっつり1日いる人など。

立ち寄り・テレワーク・会社見学・紹介したい人を連れて来る、どれも大歓迎の姿勢で、ふつうの会社よりも幾分ゆるーくやってきたことで、いつにまにか、ご近所じたいが「場」(コニュニティ)になっていました。

そして、情報も、出会いも、仕事も、おもしろいアイデアも、お見合いおばさん的センスも、ここで生まれています。

 

職場、だけじゃない場所「ご近所」。ぜひ、遊びに来てください。

 

 

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