去る2月2日は、地域づくり大学「大人の修学旅行」でした!
受講生だったご近所スタッフも、うっきうきで参加いたしましたよ。
行先はここ!!
どん!眼鏡・繊維・漆器のまち 福井県鯖江市!!
日本海側だから雪がどうなることか……!丹波市は降っていたし……!というみんなの心配は杞憂に終わり、
寒さも厳しくなく、過ごしやすい場所でございました。
さて、まずは市役所で、「修学」してまいりました!
勉強したのは、まず鯖江市にある「JK課」について。
JKですって。えっ、JKってあのJKですか??ってなりますよね。
で、やっぱり正解も「あのJK」なんです。
「鯖江市JK課」は、2014年にスタートさせた実験的な市民協働推進プロジェクト。
地元のJK(女子高生)たちが中心となって、
自由にアイディアを出しあい、さまざまな市民・団体や地元企業、大学、地域メディアなどと連携・協力しながら、
自分たちのまちを楽しむ企画や活動なんですって。ねっ、「あのJK」でしょ。
アプリ開発や商品開発の企画などなど、地元の商品や企業とコラボレーションしながら、
JKならではの目線で、どんどん新しいチャレンジをしているというJK課。
午後からのお勉強は、「ゆるい移住」。
いきなり永住?田舎で就職?または起業??っていうのが「ちょっと二の足踏んじゃいますね」っていう人のための、
大きな目標を持っているわけじゃなくても、「まずは気軽にゆるく移住してみよう」そして、
地域の人や市の職員さん、団体さんたちと関わりを持ってもらうことで、鯖江という場所の良さを知ってもらおう!
というプロジェクトです。
「地方移住」に関わる情勢も、ここ数年でずいぶんフランクになり、人と人との移動がより軽やかになったという印象を
丹波市内でも感じていましたが、それをこういうふうに表だってプロジェクトにしてしまうところが面白いですね。
鯖江市は市役所が元気なだけでなく、NPOなど民間の団体もとても元気。
中でも面白い取り組みが、「市長をやりませんか?」というプロジェクト。
全国の学生に参加者を募り、鯖江をよくするプランを考えるというコンテスト。まず、企画を応募し、選考を通過した24名(3人チーム×8組)のみが参加できるという人気の企画です。参加者は2泊3日で合宿をして、市長の講義や市内のいろんな方々に聞き込み。考えてきたプランをブラッシュアップして最終日にはプレゼン!
う~ん。大学のない町鯖江に、学生がこれほどの熱量を持って集まるとはスゴイ。
エル・コミュニティのサイトはこちら→http://www.l-community.com/
その後場所を移動して、
こんな素敵な看板があるメガネミュージアム……の中にある、ソフトウェア等を製作している会社「jig.jp」さんの
代表取締役 福野泰介さんから自治体オープンデータ「データシティ鯖江」にご講義頂き、
地域におけるOpen Dataの可能性についてお勉強をいたしました。
データシティ鯖江のお話も興味深かったのですが、
ご近所メンバー&卒業生が食いついたのが、同じく「jig.jp」さんが開発された
こちら、「Ichigo Jam(いちごじゃむ)」!
「IchigoJam」は、子ども向けのシンプルなセルフプログラミングパソコン。
こういう小さなプレートに自分ではんだ付けを行って簡単なプログラミングを行い、
キーボード、テレビ、電源につなぐことでプログラミングしたとおりのことを実際に起こすことができます。
現在、プログラミングは高度化して取りつきにくい分野になってきていますが、
その基礎を子ども達にも親しみやすく感じてもらえたらと、
初心者向けプログラミング言語「BASIC」を現代風に復活させたもの。
ゲームが好きで、自分もゲームを作りたい!と思っている子どもたちからしたらヨダレもんですね!
そしてこれには、ご近所メンバーも、ご近所卒業生も大満足!
はしゃいで記念撮影しちゃうほど、楽しみました。
ということで、ホタルノヒカリ、窓の雪。
「たのしかった、\修学旅行~!!/」を少しだけおすそ分けさせていただきました!
↑特別エピソードないけど、なんか楽しそうだから撮った写真。