地産地消に関われる丹波。酒米づくりから初飲みまで~

 

日本酒好きによる、日本酒好きのための、酒米作りから参加する「この冬の一献を楽しむための酒米づくり」イベント。田植え、除草、稲刈りに参加し、できた酒米を地元の酒蔵で醸してもらい、3月に初飲みを楽しむ。

日本酒好きにとっての至福のイベントを企画し、5月4日、晴天の中で田植えをしました!

 

企画に集まったのは酒好きの強者13人。大阪や京都、遠くは埼玉からの参加者まで。さらに一緒に田植えを手伝ってくれた最強の若手戦力・関大生さん10名。合わせて23人で田植えを開始!

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山の緑と、晴天の青空が広がる清々しいこの田んぼは、丹波市市島町で有機農業を営まれている越前さんの酒米の圃場です。

そもそもこの酒米作りの企画は、丹波市で300年の歴史を誇る酒蔵・山名酒造さんのご協力を得て実現したもの。山名酒造さんの商品に有機酒米で醸す日本酒があり、その酒米を作る越前さんにお願いし、酒米の圃場の一部をこの企画に使わせていただけることになったのです。

 

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田植えには、越前さん、山名酒造の山名社長も来てくださり、日本酒造りに関わる農家さんと蔵元と、酒好きの参加者が一堂に会する場にもなりました。「毎晩楽しむ美味しい日本酒がどんなふうに造られているのか知る機会になれば…」という主催者の想いが実現した場でもありました。(上の写真:右が11代蔵元の山名社長、左が越前さん / 山名社長はこの日、誰よりもフットワーク軽く自転車で登場です♪)

 

 

田植えは「手植え」。苗をもって23人が田んぼに一列にズラリと並びます。その半数以上が女性たち!酒好きの早乙女(田植えをする女性)です(笑)。

 

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田んぼの端から端までピーンと張られたロープの目印に苗を植えていきます。前傾姿勢を保ちながら植えていくので足腰がプルプル。田んぼの泥に足を取られて転びそうになる人も。しかしながら、『美味しいお酒も、ひと苗から』という気持ちと、なんせ23人という圧倒的な戦力で、2時間かからずに田植えを完了!

 

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植えたばかりはこんなに小さくて可愛い苗。除草や水の管理など沢山の手間をかけて、夏の終わりに酒米になります。この企画では、収穫までの間もできるだけ除草や苗の育成の様子など参加者が関われる・知れる場にしたいと思っています。

 

 

さて、田植えの後のお楽しみは、お酒と昼ご飯!

まずは、山名酒造さんの春のお酒「春霞み」。山名酒造の細見さんから直接、春霞みの話をきいて飲めるのも味わいが増します。ひんやり涼やかなのど越しで、しかも田植えのあとの昼酒とあって体と心にしみ入ります。

 

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そしてお昼ご飯は、主催者で農家民宿を運営している花田さんちの家庭料理で。

おにぎり、豚汁、佃煮や煮物。さらに、参加者さんに「ひとり一品、おすすめごはんの供とご持参ください!」の呼びかけに答えてくれた、様々なごはんの供たち。

 

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参加者持ち寄りのお味噌をおにぎりの乗っけて、七輪で焼きおにぎりも作ったり。田んぼの端っこにシートを敷いての青空昼酒ランチはなんとも心地よく、お酒も美味しくて。皆さん、むっちゃ呑みます(笑)

 

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良いお天気の中で田植と昼酒、至福のひととき。

参加者のみなさま、山名酒造 山名社長、細見さん、越前さん、本当にありがとうございました!

 

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プログラム1回目の田植えでメンバーはすっかりチームに(笑)。酒好きが集まると、お酒が入ると結束も強い。田植えの後は、除草、稲刈りとつづきます。このメンバーで最高の一献を傾ける日が、今から楽しみです。

 

 

 

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