「大阪の出身やから、そら粉もんにはうるさいで」
早口でまくしたてるおかーちゃんは胸を張ってそう言います。
先日、丹波市春日町にあるお好み焼き屋「美光樹」にお邪魔してきました。
丹波市で「美味しいご飯屋さんは?」と聞くと必ず出てくる「ビコウジュ」という言葉。
不思議な名前のそのお店は国道沿いに面しており、駐車場もゆったり15台分ほどありますが、夜はいつもいっぱいです。
今回は奇をてらってランチ時にお邪魔してきました。それでも、店内は大忙し。
ランチ用のメニューはないものの、通常のメニューにお手頃な価格のものが多かったです。
今回は6名と少し多めの人数で色々な種類のお好み焼き、焼きそば、鉄板焼きを頂きました。
お好み焼きは絶妙なフワッと加減で何枚でも平らげられる美味しさです。
今回大人数でシェアしたのでたくさんの種類が食べられたけど、メニューは70種類以上もあり、日夜創作新メニューも考案しているとのこと。奥深い…。
そのほかのメニューも手抜き感が感じられず、一つひとつ主役級の美味しさで、鉄板焼きメニューはビールも進む、進む。(今回はランチだったのでやむなく断念しましたが…。)
「いつも忙しいて、電話にも半分くらい出られへんのや!」
それだけ、目の前のお好み焼きに全力投球するおかーちゃんのこの早口もお客様を待たせてたくないからでしょう。
最後にローラ風に締めさせていただきます。
「お好み焼き、とーっても美味しいの。お母さんの小気味良いやり取りも気持ちよくてオッケー!」
…失礼いたしました。