小豆の高級品種である「丹波大納言小豆」を贅沢に使ったぜんざいがたっぷり楽しめる「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」。
この11月からフェアが開始され、丹波市内の36の飲食店では丹波市民に長らく愛されてきた定番メニューから、このフェアのために開発されたという新メニューまで、さまざまなぜんざいが提供されています。
ぜんざいフェア参加店舗のぜんざいを、ご近所メンバーが食レポするぜんざい食レポブログ。
今回スタッフが挑んだのは…「ひとりぜんざい!」。ぜんざい女子の階段を一つ飛ばしで上がってみました。
というのもこの日お邪魔したのは、こちら。
春日町のショッピングセンター「アルティ」前のテナント、いちご畑さん。
テナントの大きさが小ぢんまりとしていて、一人カフェでもくつろげるカフェなんです。
春日町では、このアルティ前が、「テナント第一号」だったのだとか。創業32年、長く親しまれているお店の内装は、
実はこちらの「いちご畑」さん、コーヒーやスイーツ、ランチなどが中心なのですが、
3年前まではぜんざいも出されていて、このフェアをきっかけにぜんざいを復活させたのだとか。
「うちのぜんざいは、本当に普通なんですよ」そう語るお店の方でしたが、
ムーディーなジャズが流れる店内で待つこと数分、運ばれてきたぜんざいはこちら!
和風の器に入れられ、ふたをされているぜんざい。
添えられているのは昆布と、急須に入ったアツアツの緑茶です。
お餅の柔らかさとともに、大粒の小豆を感じていただけるかと思います。
いざ実食してみたところ、サラサラのスープで甘みはしっかりしているのですが、優しいお味。
「お砂糖にはこだわっていて、奄美大島のサトウキビ100%の砂糖を使っているんです」
という言葉に納得。
小豆も煮崩れしていないので、大粒の小豆の形がしっかりと感じられ、粒感と、
さらさらとした甘いスープを同時に楽しむことができます。
またぜんざいに添えられている昆布と言えば、塩昆布を連想する方も多いと思いますが、
この「いちご畑」さんのぜんざいに添えられている昆布は、自家製の煮昆布。
醤油の味が聞いていて、これがまた、ぜんざいの甘さと相性抜群なんです!
店主の林さんがじっくりと育んできた、まさに「家庭の味」が味わえます。
お茶も、急須で注ぐスタイルなので、いつでもアツアツが楽しめ、体の芯から温まります。
「普通のぜんざいよ」と仰っていても、お砂糖にこだわった優しい甘み、そして炊き加減、添えられている昆布など、
定番型なのに、ここでしか味わえないおぜんざいに仕上がっています。
私たちのようにぜんざいを食べ歩きまくっている(?)ぜんざい女子の皆様、
ぜひぜひ、このような懐かしい形のおぜんざいも召し上がってみてください。
「ぜんざい」の奥深さを感じていただけることでしょう!
Info
丹波大納言ぜんざい 650円
いちご畑
丹波市春日町黒井1573-1
電話:0795-74-0887
営業:平日9:00~19:00
日祝日9:00~18:00
休業日:1/1~1/3