先週月曜日、第19回ご近所クリエイティブセミナーが開催されました。
講師は四国食べる通信のポンさん(眞鍋邦大さん)。
ポンさんは以前、東京で働いていましたが、
地方の面白さや可能性に気づいて約4年前に地元である四国に帰ってきました。
始めは小豆島で、ポン菓子を売るという所からスタート。(なので愛称ポンさん)
地域にある「これまであるモノを、これまでにないカタチで」伝え「シマとマチとトカイをつなぐ」ことを活動のテーマに、カフェやギフトなど地域を動かす様々な取り組みを行いました。
今までやってみなかったことにたくさんチャレンジしていく中で、
0から1を生み出すモノづくりの偉大さを強く感じたポンさん。
そして、2014年、
食を年間の大々的なテーマとする中で、
田舎の生産力の高さから「地域」と「食」の結びつきを強く感じ、
「四国食べる通信」が誕生したというわけです。
そもそも、「食べる通信」とはどんなものか。
2013年に「東北食べる通信」がスタートし、
それを皮切りに今では全国で約30もの地域から発行されている“食べる情報誌”。
美味しい食材とそれにまつわるストーリー、レシピ等が記載された冊子がダンボールに入って送られてきます。
つくる人、そして食べる人をつなぐ情報誌として、全国さまざまな場所でたくさんの人のつながりを生んでいます。
私がその存在を知ったのは、今から約1年半前。
そんな面白いことをしているポンさんに会いにいけるうえ、
しかも、食べ通の「発送祭り」に参加できるというもの。
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発送祭りとは、、、
毎回発送のシーズンがくると、冊子とその回の食材をダンボールに詰めるという作業が必要になるわけなのですが、
その作業はすべて手作業。
四国食べ通メンバーはそんなに多い人数ではないため、その作業だけでもこれまた大変。
ただ、そんな大変な場面でさえも「祭り」としてとらえ、
楽しいものにしてしまおうというのがポンさんの素晴らしいアイデア、「発送祭り」なのです。
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発送祭りに参加してみて感じたこと。
それはもうとにかく、楽しくて楽しくて仕方ないの一言!
こんなにイキイキとしたことがここ最近あっただろうかと感じる程の充実感。
日頃あまり自信を持てない私ですが、この時ばかりは自分が担当した発送作業に対して自信しかでてこない。
発送作業における自分の潜在的な力を信じてやまないほどの自信のみなぎり、
そんな表情見た事ないといわせるくらいの晴れ晴れとした表情。
今思い出しても、あの時程の覚醒度合いは未だかつてないのではないかと感じる程、
ある意味、転機とも言えるような(おおげさ)、とても充実したひとときなのでした。
そんな発送作業を経て届けられる食べ通。
そこには、つくった人の想いを始め、
それを伝えたい人、それに関わった人、そしてその想いを受けとる人、
さまざまな人のつながりを生むことができるのが、
この食べ通がもつ魅力なのだと体感しながら感じる事が出来ました。
そんな食べ通が丹波地域でも出来るかもしれない。
というのが、そもそも今回のセミナーのテーマです。
四国食べ通のポンさんと一緒に、丹波地域の魅力を発掘していくプロジェクトがこの秋始動!
丹波地域にも、それはそれはたくさんの生産者さんがいて、
それぞれに本当にさまざまなストーリーがあります。
たまたま縁があって、出会う事ができても、
それを沢山の方に伝えることは難しいし、伝えきる事も難しい。
自分が惚れ込んだひと・モノの事をたくさんの人に知ってほしい。
たくさんの魅力的な人に出会いたい、つなげたい。
その想いを今までにはなかったカタチで伝える事ができるかも。
興味のある方、気になる方は絶対参加した方がいいです!
(下記URLにアクセス!)
たくさんの楽しさを秘めている食べる通信。
私から伝えられることはそんなに多くはないのですが、これだけは自信を持って言えます。
発送祭りの楽しさは異常です。
ぜひ多くの方にその楽しさ以上のものを体感していただければなと思います。
興味ある方、気になる方はこちら!
篠山イノベータズスクール
http://school.sasayamalab.jp
四国食べる通信についてはこちらから!
http://taberushikoku.tumblr.com