地域広報の現場。PRは仕掛け人

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地域広報の現場。PRは仕掛け人

By 恒松智子, 3月 29, 2016

PRにとってネタの仕込みって重要です。

今ちょうど、今期のPR活動の振り返りをしています。そこで感じたのが、PRは「仕掛ける」ことが大切だということ。今までも、パブネタといってマスメディアが興味をひくようなネタを商品開発時から仕込んでおくことが大切とは理解していたのですが、そのイメージがプロモーション的だったかもと気付いたのです。

本当に必要な仕掛けって客寄せパンダみたいなネタではなく、ムーブメントをつくるような仕掛けなんだなあと。少し前に読んだ本で、剃刀メーカーの「ジレット」がインドでの剃刀の販売戦略を計画したときのエピソードが印象的だったのですが、インドって、髭が男前・貫禄の象徴なんですって。だからそもそも髭をそる習慣がなく剃刀が売れない。だったら、髭をそる習慣を作っちゃえ!と様々な仕掛けを通じて、髭をそる習慣をおこそうとするんです。

PRに必要なのってそういう、流れを創ることなんだなあ。

マスメディアが興味持って紹介し、メディアの情報を見た人が見てみたい・体験してみたいという興味本位の関心の、一過性のパブネタの領域のことではなく、最初のきっかけはマスメディアでも、そのモノ・そのコト自体が世間で定着する日が来たら、仕掛けが成功したってこと。

私が去年の10月から取り組んできた、丹波市の定住促進のPR企画「お試しテレワーク」もそういった仕掛けの一つです。ご近所が仕掛けたテレワークは、プラグイン型テレワークと名付けた新しいテレワークスタイルです。地域の会社や交流スペースといったコミュニティのなかに間借りさせてもらって机並べて仕事をする。コワーキングなんだけど、同じ会社の社員のような、コミュニティの一員のような存在になれて、そこに集う人とつながりが生まれ、さらに深まれば仕事も生まれるというものです。

それが今ちょっと、まわり始めようとしているんです。まずはメディアの人に関心を持ってもらって、それを試す人が増えてきて、ジワジワ広がって、テレワークのスタイルの一つになったら、仕掛けが成功したってこと。そういうゴールを見据えて仕事しなくちゃいけなくて、それと同時にそういう仕掛けを創る仕事ができることにワクワクします。

 

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恒松智子

恒松智子

・名前   恒松 智子/Tomoko Tsunematsu ・活動拠点   丹波?大阪 ・担当   広報/PRSJ認定 PRプランナー ・メッセージ   =考え中=