重厚感のある、でもそれでいて洗練された陶器たち
ご近所の『かけはし』に陶器も仲間入りしました。
山南町に住む大杉康伸さんが作る器達は、彼の人柄があふれ素朴な中に味のある仕上がり
になっています。
お茶の時間は特別だから
あれこれ忙しい中、お茶の時間をつくるって
特別に自分の時間をとって思考を巡らすことにつながるんです。
はたまた、人があつまれば知識や情報の共有などクリエイティブな話が広がっていく
場作りにつながります。
そういったクリエイティブな場にふさわしい陶器たちをこれから集めていけたらなと
思っています。
ということで、
今回は陶器の仕入れにいってきたので作家さんの紹介をしたいと思います!
10/10(土)のハピネスマーケットでも竹細工たちとお披露目するのでので見に来てやってくださいね(^-^)
山南町の岩屋に大杉さんが構える『閑心窯』はあります。
石龕寺の近く丹波栗の生産が盛んな地域です。
雄大な山々に囲まれ、小高い山を登るとひっそりとでてくる工房。
そこで出迎えてくれるのは、少年の様なやんちゃな笑顔の大杉康伸さん。
彼の作る陶器達は重厚感がありながら、洗練された抜け感がきらりと光る逸品たち。
日本料亭や有名な和菓子屋さんでも利用されています。
備前と伊賀で修行をされたのち、2007年に現在の場所にて初窯。
『閑心窯』の名前の由来は
「静かな落ち着いた気持ちで本物を生み出す」と故石龕寺名誉住職堀井隆水さんに命名して頂いたそうです。
工房の中も落ち着いた空気感が流れ、陶を作る道具たちが静かに存在感を発しています。
個人的に職人さんが使う道具が好きなので、工房にいるだけでテンションがあがります。
工房は知り合いの方に立ててもらい、窓ガラスなんかは神戸の仮設住宅の窓だったり、
ろくろの上の電気は病院の電気なんだとか。
大杉さんが作る作品同様、工夫がいっぱいの工房です。
お伺いしたときは丁度作品を並べる為の棚が出来上がったところなので、
ギャラリーの様な展示空間ができていました。
結局2時間ほど話しこんでしまい、帰る頃には外も真っ暗。
仕入れ用に持ち帰らせて頂いた陶器たちを落とさないようにドキドキしながら帰りました。
ハピネスに持っていくので、皆さん楽しみしておいてください~!