村の農業を守る。古河有志の勇者たち

前回、春日町古河地区の自治会について書きました。

地域の自治会 ~春日町古河地区~

古河には村のスローガンがあります。

「元気 やる気 その気になって村づくり」

昨年から発足した村の農業について取り組む有志の会 その名も古河塾 三気の郷
スローガンから名づけられました。

私が最初に三気の郷に顔を出したのは昨年の稲刈りが終わったご苦労さん会

三気の郷 稲刈りのあとのご苦労さん会

古河公民館で苦労さん会

高齢者が増えたり、お仕事が忙しくて手がまわらない田んぼを代行して刈り上げを行ったようです。

そこでは村の中で活用されずに空いてしまっている農地をどのようにしていこうか
冗談も交えながら楽しく話し合っていました。

そして今年作ることに決まったのは、お米の他にスイカと黒豆

まずはスイカの苗植えと田植えです。

4月の半ばにスイカの苗植えをしました。

雨の中

雨の中

苗を植えてキャップをかぶせました。

苗を植えてキャップをかぶせました。

そして、5月上旬には大きくなってきた苗に、マルチをかぶせます。

手作業で

手作業で

無事マルチ完了

無事マルチ完了

カールおじさんみたいな植田さん

カールおじさんみたいな植田さん

5月下旬にはこれまた大きくなってきた苗に藁を敷き、

イノシシが出る!ということで獣害対策用の柵を設置しました。

暑い中

暑い中

藁を敷いて

藁を敷いて

獣害対策用の柵を設置します。

獣害対策用の柵を設置します。

柵を設置します。

柵を設置します。

柵を設置します。

柵を設置します。

網をはって

網をはって

これでイノシシが来ても大丈夫!

これでイノシシが来ても大丈夫!

ちなみにイノシシは捕獲されたようです。

また、つい先日の日曜日には、スイカの実がなってきたので、さらに藁を敷きました。

小屋ができそうなほどの大量の藁を

小屋ができそうなほどの大量の藁を

敷きつめます。

敷きつめます。

藁はスイカの実の座布団です。

藁はスイカの実の座布団です。

もうピンポン球より大きいくらいの実がなっています^^

もうピンポン球より大きいくらいの実がなっています^^

愛情たっぷり育てられたスイカは7月10日頃から販売できそうとのことですので、

ぜひ皆さまお早めにご連絡ください!

写真は私が顔を出したときのしかないので、スイカのことばかりですが、他にも側溝や用水路の整備、草刈り、田んぼや畑を耕したり、田植えをしたり

みなさんご自身のお仕事もしながら、毎週のように土日にできる人が出て作業をしています。

畑の作物は大変だから来年は田んぼだけにしようか。でも将来的に村が高齢化したときの為に加工品とかできる作物は必要じゃないかとか、村のお金を大切に有効活用できるようにどうしたらいいかとか

三気の郷はまだ始まったばかりで試行錯誤しながら、でもみんな村の為に何ができるかを考えて活動しています。

自分の為だけじゃなく、村の為に汗を流すおじちゃん達。

かっこいいと思います。

 

古河の総会資料にはジョン・F・ケネディの名言

Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.

村があなたの為に何をしてくれるのか問うのではなく、あなたが村の為に何ができるか問うて欲しい

が書いてあります。

いつのまにかまちを運営するのは行政の仕事になってしまっているけど、本来は自分たちの暮らしは自分たちでつくってまわしてきたはず。

これぞまさに自治。

 

三気の郷ではこれから黒豆を植える予定だそうです。黒豆は秋に収穫予定。

これからの活動の様子もちょくちょく報告していきます。

先日の作業の後は、「さなぼり」?BBQしながら今後の活動について話し合いました。

先日の作業の後は、「さなぼり」?BBQしながら今後の活動について話し合いました。

 

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