前回、春日町古河地区の自治会について書きました。
古河には村のスローガンがあります。
「元気 やる気 その気になって村づくり」
昨年から発足した村の農業について取り組む有志の会 その名も古河塾 三気の郷
スローガンから名づけられました。
私が最初に三気の郷に顔を出したのは昨年の稲刈りが終わったご苦労さん会
高齢者が増えたり、お仕事が忙しくて手がまわらない田んぼを代行して刈り上げを行ったようです。
そこでは村の中で活用されずに空いてしまっている農地をどのようにしていこうか
冗談も交えながら楽しく話し合っていました。
そして今年作ることに決まったのは、お米の他にスイカと黒豆
まずはスイカの苗植えと田植えです。
4月の半ばにスイカの苗植えをしました。
そして、5月上旬には大きくなってきた苗に、マルチをかぶせます。
5月下旬にはこれまた大きくなってきた苗に藁を敷き、
イノシシが出る!ということで獣害対策用の柵を設置しました。
ちなみにイノシシは捕獲されたようです。
また、つい先日の日曜日には、スイカの実がなってきたので、さらに藁を敷きました。
愛情たっぷり育てられたスイカは7月10日頃から販売できそうとのことですので、
ぜひ皆さまお早めにご連絡ください!
写真は私が顔を出したときのしかないので、スイカのことばかりですが、他にも側溝や用水路の整備、草刈り、田んぼや畑を耕したり、田植えをしたり
みなさんご自身のお仕事もしながら、毎週のように土日にできる人が出て作業をしています。
畑の作物は大変だから来年は田んぼだけにしようか。でも将来的に村が高齢化したときの為に加工品とかできる作物は必要じゃないかとか、村のお金を大切に有効活用できるようにどうしたらいいかとか
三気の郷はまだ始まったばかりで試行錯誤しながら、でもみんな村の為に何ができるかを考えて活動しています。
自分の為だけじゃなく、村の為に汗を流すおじちゃん達。
かっこいいと思います。
古河の総会資料にはジョン・F・ケネディの名言
Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.
村があなたの為に何をしてくれるのか問うのではなく、あなたが村の為に何ができるか問うて欲しい
が書いてあります。
いつのまにかまちを運営するのは行政の仕事になってしまっているけど、本来は自分たちの暮らしは自分たちでつくってまわしてきたはず。
これぞまさに自治。
三気の郷ではこれから黒豆を植える予定だそうです。黒豆は秋に収穫予定。
これからの活動の様子もちょくちょく報告していきます。