ひょうご元気松を求めて、里山さんぽをする休日。

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ひょうご元気松を求めて、里山さんぽをする休日。

By 林田牧子, 5月 29, 2015

 

さわやかに晴れ渡った土曜日、

ご近所の事務所がある大路地区について、山登りをしながら学ぶ機会を設けて頂きました。

本日の案内人は、丹波市議会の山本忠利議員。

 

「若者が私のまち、大路について知りたいと言ってくれるのは嬉しいね〜」と快くOKしてくださり企画された山登りです。

「若者が私のまち、大路について知りたいと言ってくれるのは嬉しいね〜」と快くOKしてくださいました。
山本さんは、どうやら『大将』と呼ばれている様子です。

 

オリエンテーションを行い、いざ出発。

杉やヒノキなどが生えているエリアを通りながら、どんどん上っていった先にある、元気松の植樹エリアを目指します。

整備されていない道、果たして登りきれるでしょうか。

歩き始めてすぐ「このあたりは炭焼き産地だったんですよ」教えてくれた山本さんは、ヘルメット・手袋・スパイクつきの作業足袋靴など、装備バッチリです。

 

スギやヒノキに巻き付く藤の蔓を直接みるのもほぼはじめて。

スギやヒノキに巻き付く藤の蔓を直接みるのもほぼはじめて。

藤の蔓がまきついています。映画なら、神秘的。

 

藤の蔓が巻いていると木が枯れてしまうので、根っこを切断してまわりへの広がりをストップさせます。

映画なら神秘的な景色になりそうですが、 藤の蔓が巻いていると木が枯れてしまうので、根っこを切断してまわりへの広がりをストップさせます。

どの植物を守っていくことが大切なのかを考えさせられます。

 

「松茸が採れた時代、都市部のデパートへ売りにいってたんやで。よぉ売れたわ。」

「旅行者も松茸を採りにきて、その場で松茸ごはんにしてすきやきと一緒に食べたんやで、里山レストランや。」と 楽しそうに、

山本さんが松や松茸との関わりをお話して下さいます。

小一時間上った先に、『ひょうご元気松』を発見。

 

ひょうご元気松

ひょうご元気松

元気松とは、兵庫県試験場でつくった改良苗のことで、松くい虫に強いことが特徴です。一節=1歳と数えるそうで、わたしにも歳がわかりました。

現在は、5歳の元気松が最年長、地道に毎年植樹しています。

里山に人間が入らなくなっていくなかで、 松くい虫の被害が大きく、松が育たないエリアへの植樹。

50年前とは違う自然環境と人間の生活環境のバランスを考慮し、判断することが必要です。

まだ松が生育しているエリアは、松ぼっくりから発芽していく「実生(みしょう)」も発見できました。

 

下山する直前、もう一つ、興味深いお話を聞きました。

ぶんすいれい

大将のお話を聞くご近所メンバー

 

「『谷中分水界 』って知ってるか?」と質問されたのですが、

響きが耳慣れず理解がおいつかない。こくちゅーぶんすいかい?

日本語なのに、広東語読みされたくらいの気分になっていると、

 

「一方は、あの栗柄峠の上から〜篠山川、加古川を経て瀬戸内海にそそぐ、もう一方の丹波市側は滝尻(たきのしり)川いうてな、竹田川・由良川を経て日本海へと注ぐんや。

丹波市には有名な日本一低い分水界として、石生(いそう)の水分かれがあるけれども、山間部の谷の中にもあるんやで。 」と

わかりやすい説明が入りました。

どうやら、このこと。

バイクと峠より

バイクと峠より

なるほど〜、日本でも珍しいらしい。貴重なお話です。

差し出された飴をほおばり、疲れたからだが少し軽くなったところで、下山していきます。

斜面は滑るうえに急で、ロッククライミングのようでした!

細い枝、根がはった低い木を持っても大丈夫

細い枝、根がはった低い木を持っても大丈夫

 

こんにちは〜!!

誰がいたんだろう?

登山者のマナーを守ります。

 

スパイク靴をはいた山本さん、優しく補助してくださいました。

スパイク靴をはいた山本さん、優しく補助してくださいました。

 

 

下山してから、地区にある一宮神社も案内してくださいました。 キレイに保持されています。

立派な鳥居

立派な鳥居

熱心な説明は、熱心にききいる。

神社と、松・杉・檜の関係について説明しています

 

 

松・杉・檜のありがたさに感謝するように、大切に扱われていました

松・杉・檜のありがたさに感謝するように、大切に扱われていました

ご近所に林業部があったら所属したいな〜…と心の中で思いながら、 ”林業女子・男子” が求められているなと感じた土曜日でした^^

 

[参考] 松林を松くい虫から守ろう(兵庫県)

http://web.pref.hyogo.jp/af17/af17_000000007.html

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林田牧子

林田牧子

名前   林田 牧子 | Makiko Hayashida 活動拠点  京都・大阪 ↔ 丹波 担当  WEBプログラマ メッセージ  1985年京都府京都市出身。  都会の子供としてスクスク成長し、英語  専攻後、IT企業へ就職。  田舎への接点がないまま就職したが、  憧れに気づき、丹波へ。  ブログでは、人柄の伝わるWEBマーケティ  ングの知識について綴っていきます。 好きな食べ物  野菜全般・味噌汁・糀