昨年度、一週間丹波にいらっしゃり、ご近所でテレワーク体験をされたNECの永井さん。
↑こちらの紳士です!
その後もことあるごとにご近所を気にかけて下さり、ご近所にも何度も足を運んでくださっています。
こういったつながりが嬉しい今日この頃、その永井さんコーディネートによる、嬉しいツアー(研修)が行われました。
NECの若手社員さんに丹波に来てもらい、移住者の暮らしぶりや仕事ぶりなどを紹介するというもの。
永井さん曰く、「丹波には濃~い人が多い」
濃い丹波人に会うことで、社員の方々に刺激とインプットが得られると考えてくださっているようです。
研修は1泊2日。初日から午前・午後と濃い移住者に会いに行き、夜は丹波悠遊の森で飲み会兼ねた濃い移住者との交流会で一泊されたNECの若手社員さんたち。どんちゃん騒ぎの後は、明け方近くまで、真面目で深い話もあったとかなかったとか。
この日は、朝何人かがご近所でテレワークをされた後、
ご近所フルメンバー+UIターン女子とのランチ会へ!
行先は、そばんち!!
↑永井さんは、そばんちの佐藤さんのことを始めご近所の重役さんだとおもわれていたそうです。
こちらの若手社員さんは全員営業職なのだそうで、スーツをお召しになっている集団に、
「スーター(スーツを着ている人)が来ましたよ!スーターが!」とちょっと緊張気味のご近所メンバー。
簡単な自己紹介の後、3つのグループに分かれてランチミーティングをおこないました。
こちらはご近所広報恒松と、たまご農家芦田ポートリーさんから関美絵子さんが。
こちらのテーブルでは、Iターンの二人に「なぜ移住したのか?」という質問や、
「田舎でデザイン会社がどう成り立っているか?もし大手が丹波に参入してきたら競合できるのか?」という、
都会でお仕事をしている人が疑問に抱きがちな質問も。
もしここに池上彰さんがいらっしゃったら、「いい質問ですね!」っていうやつですね。
それに対して関さんから、「農家として、依頼をする人からみた、地方のデザイン会社の利点」をお話しいただきました。
地方でするデザインの仕事は、競合というよりも、もし溢れた仕事があったら協力し合う、
「協合」ともいえるありかた。その部分にとても驚いていらっしゃいました。
↑こちらのテーブルは、ご近所デザイナー中川知秋と、
にいろの吉竹惠里さんが入りました。
こちらのテーブルからは、始終爆笑の声が響いておりまして。
後程中川に「どんな話をしていたんですか?」と聞いてみたところ、
「どんな話だったんでしょう。なんだかざっくばらんな、ぶっちゃけトークみたいな」だったそうです。
うん、分からん!
こちらのお座敷席は、ご近所伊藤と私済木が座りました。
このテーブルでは、ご近所のお仕事について少しお話をして、その後はそばんち佐藤さんも加わり、
「~移住して夢をどんどん叶える、佐藤勉の人生から学ぶ~」的な即興授業が始まりました。
「自分に降りかかってくることは変えられない。
ただそれをどう楽しく見ていくかということを考えてきた」という名言が飛び出し、
さらに、丹波に来てから思いついたアイディアをどんどん実行に移していくことについて質問すると、
「目標は持つけど、期限を持たずに、自分にストレスをかけず、
楽しみながらその目標に近づいていくのがコツ」という素敵アドバイスまで。
ほぉ~!とその言葉を静かにかみしめ、味わう我々のテーブルに、
先ほどのテーブルの爆笑の声が響き渡ってきたものでした。
と、いうことで、座ったテーブルに寄りまして、学びも得るものも様々だったのですが、みな一様に、
「楽しかった~!この機会が持てて良かった~!」とご満悦な感じでそばんちさんを後に。
その後は、丹波市の鬼頭副市長による講演と、二日間の振り返り会。ご近所からは恒松が同行、はるちゃんもなぜか参入して一緒に楽しみました。
↑はるちゃんはどこだ!君にわかるか!!
鬼頭副市長から、「行政と民間が手を取り合って仕事をすること」につきまして、
それぞれの強みと弱みを理解したうえで共に仕事をしていくことの大切さなどをお話いただきました。
ワークショップとして、この2日間で得たもの、伝えたいことなどを模造紙にまとめてもらいました。
最後は谷口市長も交えて記念撮影!もちろん(?)ち―たんも一緒です。
「地方で働く」ということに興味を持っていただき、このようにお時間を頂けることが嬉しいことですし、
丹波の人に出会い、話をし、触れ合うことで楽しみ、なにかを得て帰っていただければさらに嬉しいことですね。
またそのツアーにご近所メンバーも参加させていただく事で、今一度、自分たちの働き方、
くらしを見つめなおす機会にもなりました。
このような交流の機会がまた持てますことを、楽しみにしています。